読まれる文章術

文体で個性を表現する

「文体」とは、文章表現の個性を指す言葉です。

小説家などで、文章を読んだだけで作者がわかるような特徴ある表現や描写で文章を書く方がいらっしゃいますよね。その特徴が「文体」です。

「文体」というのは感性の分野ですから、好みは当然分かれます。古い話で恐縮ですが、村上龍さんの「トパーズ」という小説を読んだとき、話し言葉でだらだらと書かれている(わざとそういう文体を選んでいる)文章が苦手で、途中でしんどくなりました。(村上龍さんは結構好きですよ)

叶姉妹ブログを読んでおりまして、ファビュラスでマーベラスな文体は、一目で彼女たちのものとわかりますよね!

こうした作家の文体を味わうのが小説やエッセイの楽しみです。広告コピーにも表現力が求められることはあります。

ただ、伝えたいことがある人や企業の代わりに書く役割を担うのがコピーライターなので、広告において、書き手の個性が出すぎるのはよくないのではないかと私は思います。

書き手の個性ではなく、依頼いただいた人や企業、商品やサービスの個性を出す文体は選びます。

若い女性向けならフランクに、高額商品ならラグジュアリーな表現で。

逆に、ブログは思いっきり自由に、自分が話すように書いた方が個性がはっきりして良いと思います。自分らしい文体で書いた文章を好きになってくれる人なら、商品も気に入ってくれます。

今や、多くの商品やサービスがコモディティ化(無個性化)していて、それ自体の機能やベネフィットだけでは差別化しにくくなっています。

これからは、人として、企業としての魅力、人間性やエンターテイメント性で差別化する方向へ進みます。

正しい文章と、面白い、読みたくなる文章は違います。もっと自由な文体で文章を書いてみましょう!

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