ストーリーで伝える(1)

ストーリーのあるメッセージを!
マーケティングコミュニケーションの場面で
よく使われる言葉です。
でも、ストーリーって、何を指しているのでしょうか?

私が考えるストーリーは3つあります。

1.物語(narrative)
2.構成(construction)
3.流れ(flow)

これから数回ににわたって、私が考える
「ストーリー」の3つの意味を解説したいと思います!

さて一つ目は
物語(narrative)
です。

narrative
には、
・事実に基づく物語
・話術、語り口
という意味があります。

広告やPRでよく用いられるのは、
人の体験や、企業・商品・サービスにまつわる
事実(=ファクト)を基にした、
この、物語(narrative)的な手法です。

・創業物語
・起業物語
・研究開発物語
・商品やサービスへのこだわり
・社長の生い立ち
・社員の成長物語
・◯◯の舞台裏
・お客様の声

などなど。

真新しい手法ではないので、
きっと、どこかで見たことがあると思います。

ひと昔前は、
会社名や商品名だけでは
勝負できない小さな企業が、
お客様の信頼を得て
ファンになってもらうために
物語手法を取り入れていました。
(通販会社とか)

今では、
大手企業も物語を公開して、
お客様の共感を集めようとしています。

人の口から語られる物語に
人は共感しやすいもの。
共感はSNSなどで共有され、拡散されます。

広告やPRで
ストーリー(物語)が重要と言われるのは、
共感を得やすいからなのです。

 

次回へつづく

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